ケアマネージャーという資格
ケアマネージャーの資格って、実は簡単にはとれません。
保健・医療・福祉に関する国家資格をもち、
実務経験が5年以上かつ従事日数が900日以上などの
経験をもってして初めて受験資格を得ることができる
のです。(必ずしも国家資格を持っていないと
いけないわけではありませんが、細かい決まり事が
あるようです)
そして年1回の試験に臨みます。
合格率はその年にもよりますが、10%台~20%台。
合格した後に、実務者研修を受けて初めて、
ケアマネージャーとして働けます。
ケアマネージャーの仕事をしているからといって
ドヤっ?!と威張りたいわけでは決してありません。
しかし、さほど認知されていないと感じる時に、
がんばって仕事しているのに~~~とジレンマを
感じます。
数年前、医療機関に担当利用者の状態確認に行った際、
「何?この人?」といった冷たい視線の看護師や介護士が
いましたが、最近はそこまで失礼な態度の人は少なくなった
かなと思うので認知度は少しずつ上がってきているのかも
しれません。失礼な態度をとる看護師に、
「ムンテラ(病状説明)って終わったんですか?」と聞いた時、
医療経験がある人間だと察知したのか、態度が一変したのを
覚えています。
この資格をもっているから、働いているからというだけでは
何も成長しません。
何の資格もそうですが、資格を持った時点がスタート地点。
ケアマネージャーとして勉強しないといけない事は、
たくさんあります。自分の学んだことが利用者の役に立った
と思う時にドヤっ?!と心の中でガッツポーズをしておりますが
それでもまだまだ未熟者。
常に学ぶことをしていきたいと思っています。